ROAD59 -新時代任侠特区-

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「ROAD59 -新時代任侠特区- スペシャルイベント ROAD to Party」レポート

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2021年9月25日(土)Zepp DiverCity(TOKYO)にて開催された「ROAD59 -新時代任侠特区- スペシャルイベント ROAD to Party」が2022年1月10日(月)までディレイ配信を実施中。

 

このイベントは、ブシロードがおくる新時代の「任侠物」をテーマにしたメディアミックスプロジェクト「ROAD59 -新時代任侠特区-」出演キャストによる初のスペシャルイベントで、舞台の裏話たっぷりのトークと「各陣営の休日」をテーマに昼夜で異なるシナリオ朗読劇が展開。

本稿では、昼、夜に行われた両公演の模様をまとめてお届けします。

 

出演者

【春雲組】君沢ユウキ/河内美里/前田誠二/白又 敦/鮎川太陽/山本康平

【狛浪組】砂川脩弥/相羽あいな/美波わかな/七海ひろき

【黒条組】井上正大/工藤晴香/岡田夢以/末野卓磨

【PHOENIX】蒼井翔太/渡辺和貴/加藤里保菜/奥仲麻琴

【天海区】さかいかな

 

 

昼公演レポート

 

会場にプロジェクト主題歌のGACKT「Exterminate」が流れると、19名のキャストがステージに登壇しました。2021年4月に上演された舞台第2弾「摩天楼ヨザクラ抗争」以来、今日という日を迎えられた喜びをさまざまなポージングでアピールするキャスト陣。観客からの万雷の拍手に応えるように「天海区のみんな、ただいまー!」と君沢さんが声を張り上げました。

 

 

この日はプロジェクト発足の記者会見からちょうど1周年を迎える記念すべき日ということで、こうして1周年を迎えられた喜びをキャスト、観客ともに噛みしめている様子でした。そして、キャスト代表の相羽さんが「あんたら、盛り上がる覚悟はできてるんやろうなぁ?」と力強いコールをすると、観客は大きな拍手で応えスペシャルイベントの幕が開きます。

 

 

 

スペシャル朗読劇Part 1

オープニングトーク後は「各陣営の休日」をテーマにしたスペシャル朗読劇Part 1が披露されました。結津万華夜、成山誓吾、大井町高久、氷室ショウ、氷室涼香、皇 賢誠、黒鉄一臣、イリーナ・スペシフツェワ、マリア・ベルナール、沖野伊奈葉が登場したこの回では、春雲組のメンバーが結津万清信の誕生日プレゼントを買うために街へ出かけるエピソードが描かれます。街へ向かう道中で伊奈葉と再開した華夜たちは、伊奈葉の友人が勤める人気のスーツショップでプレゼント選びをすることになりました。偶然にもそこには狛浪組、黒条組、PHOENIXの面々も来店していて、4勢力が集った店内で一触即発な空気感のなか各々がショッピングにいそしむのですが……?

 

 

ショウのスーツを選ぶために意見がほしいとお願いされた華夜は、涼香と一緒に店内を見て回ることに。

そんな2人の買い物に振り回されゲッソリするショウ、思わぬ先客たちと舌戦を繰り広げる誓吾と高久、珍しく自らショッピングに赴くもキープしていた商品を涼香に“ホストっぽい”と言われてしまい不服そうな賢誠、一から服選びをし直す賢誠に付き合う一臣、ベネディクトのオーダーメイドスーツのセンスに呆れ“中年の男性が着るような仕事用スーツ”を再注文するマリアとイリーナなど、平穏な日常だからこそ見られるクスッと笑えるようなやりとりが描かれていました。なかでも、清信の喜ぶプレゼントが分からないと悩む華夜に、家族が一生懸命に選んでくれたプレゼントならどんなものであってもうれしいものだとショウがアドバイスするシーンは、狛浪組で育まれた家族愛が垣間見えるようでとても印象的なシーンでした。

 

 

黒条組の好感度アップの秘策とは? ミニトークコーナー

コーナーの合間には、それぞれの組にフィーチャーしたミニトークをキャスト陣が聞かせてくれました。このパートでは箱の中から飛び出すトークテーマをもとに、黒条組の井上さん、工藤さん、岡田さん、末野さんが「黒条組の好感度をアップする方法」や「黒条組の各メンバーが休日に何をしていそうか」「パーティーを開催するとしたらどんな内容になるか」を語りました。そもそも黒条組は「一番ポップで豊かでホワイトな組で怖くない」と主張するメンバーでしたが、「このテーマを無駄にしてはいけない(笑)」と見かねた末野さんが柊姉妹にアイドル活動をしてもらうという秘策を提案。あわせて、井上さんが着用しているイベントTシャツは、あえて背中側のイベントロゴが見えるようにリメイクして着ている粋な優しさにも言及し、黒条組の優しさをアピールしていました。

 

 

 

裏話たっぷりスペシャルトークコーナー

黒条組のトークで場が温まったところで、19名総出演のスペシャルトークコーナーが始まりました。君沢さん、河内さんによるMCのもと、「天海区で一番○○なヤツは誰!?」と題したプレゼン大会が繰り広げられます。テーマごとに一番○○にふさわしい人物を君沢さんがジャッジしていくのですが、白又さんによる某ショッピングチャンネルばりのプレゼン力を見せる春雲組、砂川さんを筆頭にユルさ全開の狛浪組、最初から最後まで賢誠推しの黒条組、独特な空気感のPHOENIX+天海区と、各チームの特徴が色濃く感じられるコーナーとなりました(天海区所属となるさかいさんはPHOENIXに混じって参加)。各組の回答は以下のとおり。

 

天海区で一番、「優しい」ヤツは誰?

春雲組:組のトップに君臨する「組長(清信)」

狛浪組:狛浪組キャストをニコニコ見守る「カイちゃん(七海さん)」

黒条組:にじみ出る包容力「天海区のアイドル けんせぇ(賢誠)」

PHOENIX+天海区:ボロボロになりながらも華夜を助ける「沖野さん」

 

砂川さんのユルいプレゼンが君沢さんに届いたおかげか、天海区で一番優しいのは「カイちゃん」こと七海さんに決定しました。

 

 

天海区で一番、「無人島につれていきたい」ヤツは誰?

春雲組:何でも対応できそうな「セイゴちゃん」

狛浪組:どんなことが起きても引っ張ってくれそう「しずねぇ~」

黒条組:リーダーシップを発揮してくれる「無敵!! ケンセー」

PHOENIX+天海区:ドジだけど、がむしゃらにやってくれそうな「アンソニー」

 

ブラック企業のPHOENIXで耐え抜けるアンソニーなら無人島でもいろいろやってくれそうということで、一番無人島につれていきたいのは「アンソニー」に決まりました。

 

 

天海区で一番、「アニキ・アネゴと呼びたい」ヤツは誰?

春雲組:座長の君沢さんは組関係なく優しい「バクちゃん!!」

狛浪組:みんな姉御肌を感じているはず「しずねぇ feat あいあい」

黒条組:劇中では許されないけど呼んでみたい。井上さんはお茶をいれてくれて家庭的「アニキ けんせい アネゴ まーくん」

PHOENIX+天海区:推薦したのはまさかのさかいさん「ベネディクト様」

 

最後のこのお題は観客の拍手の数で一番を決めることになり、各チーム熱の入ったプレゼンを繰り広げました。その結果、アネゴと言えばやっぱりこの人「しずねぇ feat あいあい」がダントツでの拍手の多さを見せ、アネゴと呼びたいの一番に輝きました。

 

 

コーナー後半では、「欲望渦巻く! 天海区、裏話!」と題して舞台での裏話が語られました。「ROAD59で一番大変だったこと」として、相羽さんは狛浪組の3人が関西弁特有のイントネーションに苦労していたというエピソードを挙げ、加藤さんはベネディクトのアドリブに対応するのが大変だったと振り返っていました。アドリブに関連して蒼井さんは、舞台第2弾「摩天楼ヨザクラ抗争」の蓮花とイリーナが対峙するシーンで見せたスプーンを出す自身のアドリブを「面白くなかった。なんでスプーンを出したんだろう」と、舞台裏で反省していたことを打ち明けていました。

 

「ROAD59で最初と今で印象が変わった人」にトークが移ると、岡田さんが「井上さんです!」と発言。なんでも、初対面の頃は気軽に話しかけてはいけないクールなイメージを井上さんに抱いていたそうですが、実際は作中のぶつかり合うシーンなどで「痛くない?」など気遣いをしてくれる優しさに溢れていたと熱弁していました。これには井上さんと初共演となったキャスト陣はほぼ同意見といった様子でした。ほかに印象が変わった人として山本さんは砂川さんを挙げます。砂川さんにカッコイイ印象を抱いていた山本さんですが、実際はユルくて優しい癒やし系だったことにギャップを感じたそう。そんな砂川さんは七海さんに怖い印象を抱いていたとのこと。そんな七海さんも砂川さんを怖がっていたようで、最初の頃はお互いに警戒し合っていたというエピソードも話してくれました。

 

 

おなじみのあの看板が登場!? 春雲組によるミニトークコーナー

スペシャルトーク後は、春雲組キャストである君沢さん、河内さん、前田さん、白又さん、鮎川さん、山本さんによるミニトークコーナーが展開。なぜか鮎川さんは舞台公演で大活躍していた“ブシロード看板”を片手に登場し、キャスト陣からツッコミを受けていました。どうやら劇中でおなじみの「ブシロード!!」コールを観客と一緒にやりたいそうで、コーナー内で挑戦することに。鮎川さんの看板を回すアクションに合わせてみんなで手を叩くというやや難易度の高い企画でしたが、この企画をとおして会場の一体感が増していました。

 

 

 

 

スペシャル朗読劇Part 2

朗読劇Part 2では、八薙バクト、桐宮ユウト、藤堂時雨、氷室 静、日向汐音、柊 蓮花、柊 彩愛、アンソニー・チェロ、ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリによる「各陣営の休日」が描かれたストーリーが披露されました。

 

清信のために天海区へバースデーケーキを買いにいくことになった春雲組の3人は、街で人気のカフェへと足を運びます。しかし、その店では静と汐音、柊姉妹、ベネディクトとアンソニーがそれぞれ優雅なティータイムを楽しんでいたのでした。

 

清信好みのケーキ選びに奮闘するバクト、ユウト、時雨ですが、品揃え豊富なケーキを前になかなか決められない様子。それぞれの組の面々も穏やかにティータイムを楽しんでいたかと思いきや、レジ前では静&汐音VS柊姉妹が“どちらが先に会計を済ませるか”で火花を散らします。レジでの争いは静が一枚上手だったようで、柊姉妹の分も支払いを済ませる大人な対応を見せて事なきを得ました。店内では全種類のケーキを爆食いするアンソニーを鋭くとがめるベネディクトとのやりとりも見られ、アンソニーの無邪気さとベネディクトの二面性を十二分に味わえました。

 

結局、ほかの組が店を去るまでケーキを決められなかった春雲組でしたが、バクトがある案を思いつき無事帰路につくことに。“すべてのケーキを組み合わせて1つのホールケーキにする案”は、なんともバクトらしい思いつきだったのではないでしょうか。

 

 

朗読劇にトークに見どころ盛りだくさんのイベントでしたが、あっという間にお別れの時間を迎えます。代表キャストからそれぞれコメントが述べられ、座長の君沢さんから「みなさんのパワーをいただければ、僕たちはどこまでもいけると思います。これからもどうかお力を貸してください。みんなで良い夢見ようぜ!」と最後のあいさつが観客に投げかけられると、盛大な拍手のなか、昼公演の幕は閉じられました。

 

夜公演レポート

夜公演のオープニングでは、「Exterminate」をバックに昼公演とは違ったポージングでキャスト陣が入場します。君沢さんが「天海区のみんなー! 待ってたかーい?」と観客に問いかけると、会場は大きな拍手に包まれました。昼公演の代表コールが相羽さんだったのに対し、夜公演代表は蒼井さんに。「みなさん? 楽しむ、盛り上がる覚悟はできていますか?」とベネディクト口調でコールすると、観客は盛大な拍手でレスポンス。それに応えるように、キャスト全員でベネディクトの「ま、いいでしょ」のポーズを披露し、夜公演の幕が開きました。

 

 

朗読劇Part 1

夜公演の朗読劇Part 1では、清信への誕生日プレゼントを買いに出かけたバクト、ユウト、時雨の3人と、偶然同じ店に鉢合わせしてしまった柊姉妹、ベネディクト、アンソニー、静、汐音によるストーリーが展開されました。目的の店でプレゼントのネクタイを選ぶ春雲組の3人でしたが、なかなか決められない様子。

 

 

その裏では賢誠の服ばかり選ぶ彩愛を見かねた蓮花が、向かいの店に置かれたワンピースをすすめしますが、彩愛は「賢誠様が女性なら、きっととてもよくお似合いになるわ!」と暴走気味な様子を見せていました。有無を言わせずアンソニーに大量の服を試着させるベネディクト、静と汐音の確かな「家族の絆」を感じさせる狛浪組の掛け合いなど、それぞれの組のカラーを彷彿とさせるシーンの数々で観客を楽しませました。

 

 

PHOENIXの独特な雰囲気を満喫できたミニトークコーナー

朗読劇後のミニトークコーナーでは、蒼井さん、渡辺さん、加藤さん、奥仲さんのPHOENIXキャストと、さかいさんが登壇しました。「この人ちょっと変わっているなと感じている部分はありますか」という最初のトークテーマが投げかけられると、「(PHOENIX以外も)変人だらけよね」と蒼井さん。さらに、君沢さんはなにかと着替えを見せたがるところがあるとも暴露していました。

 

「ベネディクト様がPHOENIX+天海区のメンバーの服をコーディネートするならどんな衣装を着せる?」というテーマについては、アンソニーには園児の格好をしてほしいと蒼井さんが提案。それを聞いた渡辺さんは「ちょっとメモしておいて!」とノリノリの様子。イリーナとして着てみたい服を聞かれた加藤さんは「アンソニーとおそろいでいいです!」とまさかの回答をし、マリアの聖職者のコスチュームと園児スタイルの2人だと保育園みたいだねと、さかいさんがツッコミを入れていました。

 

マリアのコスチューム話に関連して、本から拳銃を取り出すシーンにまつわるエピソードも飛び出しました。稽古中に、本から拳銃を取り出そうとする奥仲さんでしたが、なぜか本の中には煮卵が入っていたなど、君沢さんによるお茶目なイタズラがあったそうです。

 

 

すごくかわいいジャンケンの行方は? スペシャルトークコーナー

天海区で一番○○なヤツを決めるスペシャルトークコーナーでは、「生まれ変わったらなりたい」「部下にしたい」「かわいい」をテーマにそれぞれの一番をかけたプレゼン合戦が繰り広げられました。夜公演での各組の回答は以下のとおり。

 

天海区で一番、「生まれ変わったらなりたい」ヤツは誰?

春雲組:高身長でキレイな顔、誰とでも仲良くなれる「タイヨウくん」

黒条組:やられたことをやり返したい「俺たちのKENSEI」

狛浪組:沖縄タイムで動いていて何事にも動じない「僕(砂川さん)」

PHOENIX+天海区:PHOENIXの中でも群を抜いた天然さん「奥仲ちゃん」

 

この戦いを制したのは昼公演から抜群のプレゼン力を見せた春雲組で、「タイヨウくん」に決定しました。

 

天海区で一番、「部下にしたい」ヤツは誰?

春雲組:コーヒーを買ってきてくれそう、握力だけでリンゴを割れる、笑いにも長けた「シグレさん」

狛浪組:氷室家を支えるシッカリ者の「汐音」

黒条組:部下になったら命令されなくなる!「みんな大好き けんせいくん」

PHOENIX+天海区:キャスト満場一致で決まったまさかの回答「居ない」

 

昼公演からずっと賢誠推しできた黒条組に花を持たせたい君沢さんの想いから、一番部下にしたいのは黒条組の「みんな大好き けんせいくん」に。

 

 

天海区で一番、「かわいい」ヤツは誰?

春雲組:守ってあげたくなる、刀を振って戦う、組長の娘!「お嬢(華夜)」

狛浪組:フレッシュさを全身でアピール「わかなん with すずか」

黒条組:どんな無茶振りにも全力で応えちゃう黒条組のかわいいペット「一臣」

PHOENIX+天海区:ステージをランウェイに見立ててアピール「私(イリーナ with 加藤)」

 

回答発表パートになると同時に、PHOENIXのイリーナ役加藤さんが「私」と大きく書いたスケッチブックを持って元気よく手を上げてステージをランウェイのように歩いてアピールし、会場を沸かせました。

狛浪組はフレッシュさが魅力と、涼香役の美波さんをプッシュ!狛浪組メンバーに促された美波さんがステージでくるっとまわってはみかみながらフレッシュさをアピールする様子はとってもキュート。

 

狛浪組とPHOENIXは言葉でのプレゼンに頼らず、キャストが全身を使ってかわいさをアピール。観客の拍手によって一番を決めることになったのですが、拍手の数では決着がつかず、最終的に“すごくかわいいジャンケン”で一番を決める流れに。しかし全員がチョキを出してしまい、またしても勝負がつきません。これはもう4人全員がかわいいことにしようという提案から、平和的に戦いの幕は閉じられました。

 

 

コーナー後半の「欲望渦巻く! 展開区、裏話!」では、現場で発案されたジンギのエピソードや、高久と誓吾のグータッチシーンの誕生秘話、キャスト陣で密かに繰り広げられていた“お弁当抗争(お弁当の取り合い)”について語られていました。

 

 

狛浪組がミニトークコーナーで語る時雨のミラクルハプニング

最後のミニトークコーナーに登場したのは、狛浪組キャストの砂川さん、相羽さん、美波さん、七海さん。昼公演でも触れられていた「狛浪組、関西弁苦労話」について4人で当時を振り返ります。関西出身の相羽さんを除く3人は、日常的に関西弁を使った経験がなく独特のイントネーションを習得するのにとても苦労したそう。そこで日常会話にも取り入れて練習したり、お手本の音声をひたすら聞いたりして正解を探っていたそうですが、ここぞというときにはいつも相羽さんが助けてくれたと改めて感謝の気持ちをあらわにしていました。

 

また、舞台第1弾で起きた時雨のズボンが破れるミラクルハプニングの話題が振られると、事件当時の狛浪組のメンバーは春雲組の横で陰芝居をしていて、目撃してしまったら最後、笑ってはいけない状況に陥っていたそうです。幸か不幸かハプニングを目撃してしまった七海さんは「天を仰ぐしかなかった」と話し、相羽さんは次のシーンの雰囲気を壊すわけにはいかないと、必死に笑いをこらえていたと当時を振り返っていました。

 

 

朗読劇Part 2

天海区で人気のカフェを舞台に、華夜、誓吾、高久、ショウ、涼香、賢誠、一臣、イリーナ、マリア、伊奈葉が登場する朗読劇が披露されました。プレゼント選びをするバクトたちと並行して、華夜、誓吾、高久の3人は清信のバースデーケーキを買いに街へ出かけたところ、伊奈葉とのひょんな出会いをきっかけに人気のケーキ屋さんへ向かうことに。そこで狛浪組、黒条組、PHOENIXの面々と鉢合わせするのでした。

 

任務と偽り、日頃がんばるイリーナへのご褒美として紅茶を楽しむひとときを満喫するマリアとイリーナ、元狛浪組である一臣と歯がゆいやりとりを見せるショウ、ちゃっかり自分たちの会計を一臣に押しつける涼香など、キャラクター同士の関係性やキャラクター性を感じさせるシーンが多く描かれていました。

結局ショーケースの中からバースデーケーキを選べなかった華夜は、伊奈葉の“特別サービス”によって初めてのケーキ作りに挑戦することになるのですが、彼女がどんなケーキを作ったのかは気になるところ。毎年、華夜の誕生日に匿名で送られてきた大きなケーキを参考にするようですが、その味は華夜だけが知る“家族の味”かもしれません。

 

 

終幕の時間が迫ると、エンディングトークとしてキャスト陣からそれぞれコメントが述べられました。観客への感謝の気持ちを伝え終え、イベントの幕が閉じられたかと思いきや、舞台第3弾『舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」摩天楼モノクロ抗争(仮題)』が2022年12月に上演されることが発表されました。狛浪組VS黒条組の因縁の戦いが描かれるということで、両陣営のキャストは負けん気を感じさせるコメントを聞かせてくれました。まだ明らかになっていない賢誠のジンギや“あのお方”の存在など、キャスト陣も詳しい展開が気になる様子。舞台第3弾でどのような戦いが繰り広げられるのか、続報に期待しておきましょう!

 

(ライター:わさび)

 

「ROAD59 -新時代任侠特区- スペシャルイベント ROAD to Party」ディレイ配信情報

配信日時

2021年12月27日(月)10:00~

 

アーカイブ視聴期間

2022年1月10日(月・祝)23:59まで

 

チケット情報

チケット販売ページ:https://eplus.jp/road59-vod/

チケット販売開始日:2021年12月6日(月)21:00~

視聴チケット価格:昼・夜 各2000円(税込)

 

※昼公演と夜公演で朗読劇の内容が異なります。

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